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前エントリーに続いて、当事務所の看板サイトと、このブログ(要するにtoms1.netドメイン以下の全ディレクトリ内)をトータルした1年間のアクセス解析結果から、施策したSEO対策と検索エンジンからのアクセスに関する動向を集計してみました。

以下は、前記事と同じくユニークユーザー数で算出、自アクセスのロギング除外。
また運営サイト性質上の特徴がありますのでご留意下さい。

|アクセス元国|

日本 76.5%
.com、.net、.orgなどのgTLDドメイン 12%
その他、不明 11.5%
その他には、
uk、fr 、au 、de、cn、nl、ruなど海外からのアクセスやmil米軍、edu北米大学などがあります。

|判読できた都道府県|

ドメインやIPなどから、softbank系や一部のプロバイダは解析不可
静岡県の約29%を筆頭に、東京都21%、神奈川9.5%、大阪府5.6%、愛知県5.4%、
以下、福岡、北海道、千葉、埼玉、兵庫、京都、沖縄・・・と続く
1都2府44県の日本全域からアクセスがあり、
地域主要キーに設定した静岡県がトップ。2位以降は大まかに人口に比例したカンジでしょうか・・・まあ、問題なしということで。

|エンジン|

アクセスにつながった検索エンジン
Yahoo48%
Google.jp_38%、Google.com_9.5%合わせて47.5%
MSN(jp)1.8%
以下、BIGLOBE、excite、goo、infoseek、livedoor・・・と続く
Yahooエンジン「YST」では2007年初頭から、
特に夏以降のアルゴリズム刷新やインデックス更新と、それに伴うバグとしか思えない影響により、当事務所の看板サイトに設定したキーでの下落が目立ちました。2006年にYST向けに調整し、トップ3に入っていたいくつかのキーでは5〜20、時には30も順位を下げたものもあります。ですので、Yahooからの検索アクセスは半減すると見込んでいたのですが、意に反しニッチキーワードによるトップページ以外からのアクセスが急増。GoogleとMSNでは年間を通し、施策キーにてほぼ思い通り上位表示ができました。
そして検索での全アクセスのうち、Yahoo、Googleが約半々という結果に。
去る11月、合間の僅かな時間に調整を行い12月はYahooでの順位を随分リカバリできましたが、これも明日の保証はありません。SEO実験の場でもあったこの看板サイト、もう充分です。心臓に悪いので早くリニューアルしたいです。

|検索キーワード|

web、デザイン、デザイナー、ホームページ、HP、制作、製作、作成、CI、Flash、SEOなどのキーワードが半数を占めており、これに料金、費用、実績、会社といった関連キーや
静岡、伊豆、神奈川などをはじめ茅ヶ崎、鎌倉、沖縄などといった多様な地域キーとのand検索が多いです。

また、アクセスヒットしたキーワードの種類総数はこのブログへの各検索キーも合わせて1,000種を超えてしまい集計不可能でした。

個人的にはweb標準関連からのキーワードが増え、トムズワンとズバリ入力いただいての検索もずいぶんと増えたのが嬉しいところです。

|SEO考察|

SEOにより施策実装したandキーワードでの上位表示を達成し、想定した見込み客のアクセス増加から実際の問い合わせと成約による事務所運営が実現出来たことは満足しています。なんと言っても一般クライアント様と関連業者様からの受注案件は、当看板サイトからの新規依頼とそのクライアント様の紹介のみ。サイト以外の営業はゼロ。エヘン。

しかし実際の反響から、あるキーワード設定には運営方針と見込み客の想定にミスマッチが判明したりして、事業経営の面では考えさせられました。

また超激戦の単独キー(数百万ヒットキー)ではまだまだ上位表示できていないのですが、商談の集中時などではご遠慮いただくケースも多い現状ですので、集客の看板サイトとしてバランス的に去年はまずますといったところでした。
が、明日にも動向は激変しかねないので、より単独人気キーでの上位表示を目指したサイトリニューアルを急ぎたいところです・・・

事業の経営に直接影響するSEO。ヤミクモにトップ表示すれば言い訳ではありません。とっても奥が深いです・・・

webデザイナーの皆様は如何お考えですか・・・?

SEO考察

インターネットビジネスの渦中で、SEO対策はYahoo・Googleとも
同レベルで重要視されていますか?
それとも、データ分析の結果「収益」につながる確率が高い方を重点的に攻めていますか?
色々な専門書や販売系の管理者さんによると、「国内ではYahoo検索による
ユーザーの方がはるかに成約率が高い」という通説になっています。
まあ、ジャンルやカテゴリーによってはそう言いきれるものではありませんが・・・。

当事務所の管理サイトのアクセス解析と検索順位の変化について。
SEO対策を行っているうちの2つのサイトについて、これまで2ヶ月間の解析・検証をふまえてYahoo寄りに調整を行ってみました。もちろん、特定キーワードで上位表示への調整です。
結果//どちらも問い合わせ・成約とも増加。
やはり通説通り当然と言えば当然の結果となり、今回のサイトに限って言えばGoogleで1位よりYahooで5位から10位の方が実益が高いという実証が得られました。これでこの2つのサイトもビジネスとして「やっとスタートラインに立った」といったところでしょうか。

今のところ予算枠の限定されたサイトのSEOでは、サイト制作時において上位表示の調整がし易いGoogle対策をベースにデザインしています。
Yahoo対策は一筋縄ではいかないため、検証と各準備を行った後の調整としていますが、ご同業のwebデザイナーの皆さんはいかがですか?

webデザイナーはSEO業者ではありませんが、クライアントさんの成功を考えれば
コンテンツやデザインのクオリティと同じくらいSEO・SEMが大切です。
でも、昔と違ってサイト数も飛躍的に増えた上に、ちまたの各ウェブマスターさんもSEOに対する意識が相当高くなっています。そんな業界の中で、付け焼き刃ではなく長期にわたって上位表示を継続させるSEO調整はなかなか苦労が多いですよね・・・。

自分も含め、web制作者の皆さんもこれが職業である以上、新しいweb規格やプログラムへの対応、ブラウザなどの進化を消化吸収していく事、さらにSEO・SEMなどもろもろの実用対策も、勉強と実験・検証は永遠に続いていくんですね・・・?