As A Partner
私たちの周りには、あらゆる媒体からの広告があふれかえっており、声を大にしてもなかなか伝わらない社会になっています。Webという媒体は、こちらが発信したメッセージを、エンドユーザー自ら能動的に探し出してもらえる事が利点ですが、そのアクションを呼ぶ仕掛けがなければ何も起きません。デザインスタジオ・トムズワンは、お客様のWebサイトをビジネスのステージへ導き、最終目標へ到達できるよう、お手伝いさせていただきます。
Webサイトにおけるプロモーション(販促戦略)の最終目的は、大なり小なり「収益の増加」「顧客の拡大」「ブランド・信頼感の確立・周知」の3つに集約されるはずです。これらの目的を果たすには、3つのフローの実施とその改善の継続が一番の近道だと考えています。
Web戦略。今では良く目にする言葉ですが、ひとことで言えば「Webというツールを使って収益や顧客を増加させ、目標を達成するための施策」を指します。それは、お客様の商品やサービスについてその価値を顧客へ体験してもらう・市場や消費者のニーズを解決させる・スタンスが異なるユーザーをマッチングさせ引き込む・などの策を練ることが基本となります。 そのような戦略を策定するためには、先の3つのフローのうち「リサーチ」が欠かせなく、はじめの調査分析なくしては、戦略の指標をたてることもできません。また、Web戦略の策定によって事業や商品にブレが発生したり対立することが無いよう、ブランディング、マーケティング、プロモーションなどの事業戦略との整合性も再確認する必要があります。 場合によっては、それらの戦略のうちWebに関わる部分を改案してWeb戦略としたり、全戦略をまとめて立案し直す方がスマートで費用対効果に貢献する事もあります。 しかしながら、どのような戦略でも「こういう方法なら間違いない」というようなノウハウはどこにもなく、近道としての方法論が存在するだけです。Web戦略も考え実行することは一筋縄ではいきませんので、策定・実行を何度かやり直す気構えで望む事が肝要でしょう。
デザインスタジオ・トムズワンは、これまで多様な業種における制作・プロモーションなどの経験を基に、顧客目線でお客様を良く見つめることで、事業に貢献するWeb戦略を構築できるようお手伝いさせていただきます。関連事項として、戦略企画設計、ブランディングについてもご参考下さい。
SNS広告はスクロールでスルー、テレビCMは録画でスキップされ、メルマガやダイレクトメールはゴミ箱へ直行。現代の一方的に垂れ流される広告情報に、消費者は皆うんざりしています。 Webが一般化する前を思い起こせば、私たちが何かを買うときはお店へ出向いたりTVや誌面の情報や広告を参考比較するしかありませんでした。そしてそのような資本市場に合わせ、商品やサービスの長所・価格などをアピールする「売り手主導のマーケティング手法」と「過激さを増すシェア競争」が限りなく推し進められた結果、広告に嫌悪感をいだいているからなのかも知れません。 しかし既に、消費者が何かモノを買うとき、お金を払って解決して欲しい事があるときは、まずWebで探す時代へ移り、それはブログやSNSによるクチコミなどへも波及しました。そして国内でも、先を争うように乱立したスマート決済が2020年の新型コロナウィルスによって加速度的に台頭するなど、年齢層にかかわらずネット決済への警戒感より至便性を選択する流れとなりました。 このような状況下で、大多数の商品やサービスにおいて「探す」から「購入」までのプロセスを、Web上で完結することが常識化しています。
インターネットによって情報・広告の主導権が消費者へ移った現在、以前のマーケティング手法も急速に崩壊へと進みました。 Webサイトについても「消費者へ一方的に広告」しているような旧態依然としたサイトの価値が無くなり、「顧客候補が魅力的な情報を自発的に見つけに来るような」コンテンツを用意することを中心としたインバウンドなマーケティング手法によるサイトづくりがトレンドとなっています。
顧客が商品やサービスを必要とするシチュエーションや心理、情報内容を検討する際の経験値・環境などはそれぞれ異なります。「必要としている人へ、必要としている時に情報を届ける」ことを最善と考えれば、同じ商品やサービスでもコンテンツは複数必要かも知れません。また、サイトとブログやSNSではコンテンツ内容や興味を呼び込む動線が異なることが多いです。
Webサイトに訪れる「単なる訪問者」「潜在顧客」「見込客」「顧客」というユーザー層ごとにセグメントし、それぞれに有益なコンテンツを用意するほか、購買プロセスを考えて次のセグメントへ進んでもらう仕掛けを構築していく事、そしてそれらの計測分析の継続による改善フローも欠かせないことと思います。
インバウンド & コンテンツ・マーケティングへ。
貴社も収益拡大を目指し、顧客目線で集客してみませんか。
先のマーケティング手法の変化と時を同じくして、ビジネスとしてのSEO(検索エンジン最適化・対策)手法も大きく様変わりしました。 時を戻し、当事務所を開設した当時の2005年からの数年間は、デザインとSEOの融合に注力したサイトを制作すれば、さほど苦もなく複数キーワードでの上位表示を実現していました。独自の研究・検証によるテクノロジーだけで充分戦えた時代でもあり、手前味噌ながら「SEO、お任せ下さい」と胸を張っていました。 その後SEOの必要性が高まり、乱立したSEO業者による顧客取り合いが激化していくと、検索結果の順位を決めるエンジンも混乱する時期を迎えます。この頃は、Googleのアップデートだ!Yahooの下克上だ!と、サイト運営者やSEO業者が右往左往していた時代です(懐かしい)。
この時期の当事務所はというと、次々に生まれる新手法や専門業者の大騒ぎを静観し、現在地に留まっていました。しかしながら、将来的にも基本は変わる事が無いはずと考え、最低限の被リンク確保、的確正解なマークアップ、そしてユーザー目線で最善のコンテンツづくりとキーワード最適化を最重視した制作方針を進めていました。 その後も(常に)進化を続ける検索エンジンは、氾濫する「SEOを仕掛けたサイト」への対処として様々な措置を加え続けており、関係者間では「SEOを仕掛ないSEO」などという提唱も挙がったほどの変化を生みました。購入リンクの利用は重大なスパム扱いになったり、サテライトサイトからの被リンク(いわば自作自演のリンク)も意味をなさなくなりました。また、マークアップや内部リンク・構造など、競合や一般のサイトも最適化を進めたことによって、それによる優位性の差をつけにくい状況にもなっています。 被リンクやページの増産などをサービスとした外部業者への委託に頼ったSEO対策も効果がなくなった現在では、サイトのコンテンツと情報の強化・品質向上を最優先とし、それを基にキーワードや構造・設計などSEOテクノロジーによる最適化を図っていくことが第一義となりました。自然発生するリンクを集められるよう有用な情報を提供したり、SNSでユーザーとコミュニケーションを図っていくことも欠かせなくなってきています。 検索エンジンの有意性についての動向を考えてみると、先の混乱期には意味のない誘導コンテンツのページや内容に乏しいブログ記事などが上位表示されてしまうことで、利便性に欠けると感じる事が多かったのですが、近年ではだんだんと「探したい情報へたどりつきやくすなってきた」と思う事が増えてきています。それは、探すキーワードに対する検索結果が、その情報の詰まったコンテンツとその参照頻度なども加味され、総合的にベストなページ順にランキングされるように進化してきているからに他なりません。 当事務所のSEOについての現状は、図らずもここ数年間は最近の検索エンジン動向に沿うような正攻法の制作方針をとっていたこともあり、リリースしたサイトの多くは結果的に何もしなくても有効キーワードにおいて上位表示されています。 デザインスタジオ・トムズワンは、15年近くSEOを見つめ、関わってきた経験を基に、魅力と価値の有るコンテンツづくりと、より実効的なキーワード選定からはじめる正攻法の検索対策によって、全てのお客様の集客・収益へ貢献できるよう、Webサイトづくりに努めています。
「Web戦略・プロモーション・SEO・コンサル」は、Webサイト制作または継続のお客様向けのサービスです。
新規のお客様による本サービスのみのご依頼はお受けしていません。