皆様あけましておめでとうございます。
お世話になっているクライアント様、そしてこのブログの読者様
本年もよろしくお願い申し上げます。
年末は31日に何とか賀状を作成し、元旦に投函と恒例となった松崎町の伊那下神社へ初詣。そしてやはり恒例化しつつある、「お正月は実家で」に従って東京はカミさんの実家へ帰京。現在は7日の業務開始へ向け、あけおめ気分で急速充電中?です・・・
ワタシにとってシアワセな時間を過ごしている最中ではありますが、
当事務所の看板サイトと、このブログ(要するにtoms1.netドメイン以下の全ディレクトリ内)をトータルした1年間のアクセス解析結果から、ブラウザやOS関連の利用率に関する動向を集計してみました。ささやかながら、webデザイナーの方々がご参考になれば幸いです。
以下は、全アクセスからユニークユーザー数で算出しています。
(当然、自アクセスのロギングは除外しています。)
また運営サイトの性質上、ご同業者や関連業の方々のアクセスも多いため、一般サイトと比較したアクセス環境の傾向には、少々特徴がありますのでご留意下さい。
|ブラウザの利用率|
- InternetExplorer 77.5%
- 7.0_20.5%
- 6.0_55.5%
- 5.5以下_1.5%
- Firefox 10.7%
- 2.0以上_9.5%
- 1.5x以下_1.2%
- Mac_Safari 6.8%
- 1.x_0.7
- 2.x_5.3
- 3.x_0.8
- Sleipnir 2.4%
- Opera 1.54%
- 8.x以下_0.06
- 9.x_1.48
- Netscape 0.45%
- 5.x以下_0.14
- 7.x_0.31
- 以下、Lunascape、Mozilla系、携帯系などと続きます・・・
2006年に急増したFirefoxの伸び率が頭打ちになった感が・・・
MacのSafariはヨコバイ安定傾向。
IE5.x以下、Operaやネスケのユーザーは絶滅の一途・・・
何と言ってもIE7.0の台頭という、予想通りな結果に。
webデザイナーの皆さんには、少しずつ良い傾向に進んでおります。
できるだけ早く、世の中からIE6以下が消滅して欲しい!
|OSの利用率|
- Windows 87.6%
- XP_77.4
- Vista_4%
- 2000_4.4%
- 以下NT、Me、98などで1.8%
- Mac 12%
- OS10.x_10.2%
- OS9.x_1.8%
- 以下、Linuxや携帯ブラウザなど・・・
XPとVistaで8割超え。Macが微増。
ン?ナンダナンダ?MacのOS9がまだ1.8%ものアクセスが・・・。
ワタシも含めWeb業界では丸2年以上前に動作確認対象外としていますが・・・。
もう、5世代前のOSだぞー!早く移行しろー!・・・(愛情を込めて、笑)。
|ディスプレイの解像度|
- ヨコxタテ
- 1280×1024_37.32%
- 1024×768_30.91%
- 1280×800_7.47%
- 1680×1050_5.08%
- 1440×900_2.97%
- 1600×1200_2.94%
- 1920×1200_2.59%
- 1280×768_2.54%
- 1400×1050_1.82%
- ここまでで90.65%
- 以下、1152×864、1280×960、1152×870・・・
携帯を除いて、ヨコ幅800px以下のディスプレイ利用率は0.5%となっています。
もう、制作サイドでは1024pxをスタンダードとして良いでしょう。既に固定幅1000pxを超える企業サイトも出現しています。ワタシも850px以上を設定した制作が増えていますが、小心者なので固定幅900pxを超えられません。いつも、ダイナミックなリキッドデザインを検討してはくじけ、部分リキッドに迎合してしまうこの頃・・・
時間をくれ〜!予算をくれ〜!
|色深度(ディスプレイ)|
- 閲覧画面の表現色数
- 32 bit/42億9,000万色 85.88%
- 16 bit/6万5,000色 11.48%
- 24 bit/1677万色 2.34%
- 8 bit/256色 0.28%
しごく当然な結果となっておりますのでノーコメント・・・
|解析|
2004年から派生したWeb2.0も浸透して、著名サイトや企業などの牽引サイトでもajaxが実装されたり、上位バージョン向けに制作されたFlashコンテンツが増えるなど、Webの質的変化・向上が加速しています。
そんな中、ユーザーサイドの環境がまだ充分に間に合っていない状況がアクセス解析から伺えます。
もっとも、相当数のユーザーが閲覧できない事が想定できたとしても、先進技術を創造・実装したwebサイトが時代を牽引していく事には変わりはありません。Webクリエイターの皆さんが日々努力と研究を積み重ね開拓している技術がユーザー環境促進という範疇を飛び超えて、ハードやソフトを提供するメーカーサイドを揺さぶっている・・・
アクセス解析から少々脱線しましたが、近頃そんなふうに感じるのはワタシだけではないと思います。
webデザイナーの皆様、如何ですか・・・?