タグ「デザイン」が付けられているもの

放置状態のこのブログ。昨年8月以来なので実に8ヶ月ぶりとなってしまいました。
ちょっと余裕のできたGWに、久々の更新をいくつか・・・

私たちのようなデザインや制作に関わる方々は、オペレーティングデバイスにそれぞれ独特なこだわりやお気に入りが有るかと思います。ワタシの環境も時代の進化とともに(年齢による衰えと同義かも)少しずつ変化を続けております。どなたかの参考になる可能性は低いように思いますが、ここで最近の私的オペレーティング環境をさらっとご紹介します。

2010.04.デスク

写真の手前左から、
黒い変形キーボードは昨年夏から使っているロジクールの左手用キーパッドデバイスG13 Advanced Gameboardです。
本来はキー配置をカスタマイズしたりマクロ追加して縦横無尽に操作するゲームコントローラーなのですが、Adobeの各アプリや多岐にわたる制作アプリにもたいへん有効です。ワタシはイラレやフォトショ、Flashを初めほぼ全てのアプリのショートカットとその連続操作のマクロを割り当てています。
25個のプログラムキーが3セット分、約75のショートカットやマクロを登録可能です。必要になった時に簡単に追加できるのも魅力。アプリ専用のプログラマブルキーボードと違って登録位置を手が覚えるまで間違うこともありますが、小さくて安いので結構気に入っています。レタッチやイラスト専門の方ならプログラマブルキーボードの方が間違いなくフィットしますが、Web制作はやることが広範囲なので融通性の高いこちらを選びました。小さいジョイスティックにはウィンドウの拡大縮小や上下を、ジョイスティックサイドの2つのキーにエクスポゼと新規ファイル・ウィンド・タブなどを全アプリに割り当てています。
ワタシ的には通常のキーボードでのショートカットも多用しますが、色々な操作とこのロジクール G13のキー操作の合わせ技で作業の効率化を図っています。

その右の銀色の丸いヤツは、GriffinのフィジカルコントローラーPowerMate
数年前のもので、最近はショップでは見かけなくなっております。「回す」と「押す」だけのデバイスで、これを各アプリに割り当てるワケです。ワタシ的に多い作業でもある写真レタッチの際にブラシサイズを変える割り当てをしたところ、とーっても気持ち良くってこれが手放せなくなっています(笑)。ショートカットやパレットでは面倒&きめ細かにできませんが、これなら連続シームレスに変化できます!あと、イラレの画面の拡大縮小も割り当てていて、これもフォトショ同様に多用しております。「押す」は色々と試してみましたがあまり使っていません。拡大縮小だけのダイヤルなのだ!

続いて右は見ての通りただのテンキー。サンワサプライのMac専用です。ワタシ的に、CSSやスクリプトなどのコーディングに必要不可欠となっています。

その右は、Appleのワイヤレスキーボード・USキーです。ちっちゃくて適宜移動できることと、タッチそのものがお気に入りです。現状ではテンキーを別に用意してでも使い続けたいです。

その右下、AppleのMagic Mouse。トップシェルは継ぎ目やホイール・ボタンも無くて、どこでもクリック・どっち方向にもスクロールのマルチタッチが手放せなくなってしまいました。微妙な操作の時に、意図しないタッチを実行してしまう事があるのですが、それには目をつぶれるホドハマッています・・・

その右上はAppleの旧マイティマウス(ワイヤレス)。だんだんスクロールボールが反応しなくなるという、曰くのマウスですね。それでも、Magic Mouseまではこれ以外考えられないほど愛用していて、6個ほど買い換えております。現在は、マウス右のセカンドマシンMacbook Proに使っています。メインマシンと同時に使うので、Magic Mouseと差別化を図って誤使用を防止しています(はっきり言えば、お蔵入りはもったいないから・・・)。

左に戻ってロジクール G13の上、見ての通りただの iPhone でっす。
この記事とは関係有りませんが、顧客へのセキュリティに関係ないスケジュール管理などをマシンとシンクロさせています。電話としてはモチロン、アプリでたまの息抜きにも・・・

iPhoneの右は、旧Appleキーボード。メインマシンとの誤使用防止のためMacbook Proに使っています。

また、ペンタブレットは中々馴染めず、いまではカミさんのお絵かき遊びの道具となりました。

というワケで、ワタシ的にはこのようなオペレーティングデバイスをいぢりまわしながら、デザイン制作などに長時間いそしんでいるワケでございます。オペレーティングといえば密接に関連するAdobeのアプリですが、CS3から2年弱後、昨年の春にCS4へ切り替えたばかりなのに、もうこの5月にCS5へアップグレードですと!
6月にはMac pro 12-Core発表のウワサもあるというのに・・・どないするんじゃ!!!

新型Apple Wireless Keyboard

正月に帰京した際に立ち寄ったヨドバシで体感してから、どうも頭から離れないモノ。
ちっちゃくてスタイリッシュなあいつ・・・。
ってコトで、健康にも悪いのでAppleストアのページからポチってしまいました。

Mac Wireless set

ワイヤレスキーボードMB167LL/Aです。
新型iMacに合わせた登場のせいか、iMacと同じくアルミベースの本体。
レビューをググってみると、プロユース向けには酷評もあったりしてちょっと悩んでしまいました。

ワタシは今までキーボードにあまり関心が無く、いつもmac本体に付属のモノを使ってきました。それも何気にjisキーのを。日本語メインだからjisキーの方がベンリだろうと。でも、ここ2年ほどははscriptやcss、xhtmlなどの手打ちコーディングが増えたこともあり、考えてみれば英数の方が入力頻度は多いカモ。どっちにしてもローマ字打ちなので50音表示はいらないし。
また、デスクトップのフルキーボードからPowerBookに持ち替えたときテンキーがない・配列が違うなどの違和感がどうも気になってしまうこと、数値入力も多いのでテンキーは便利と思ってたけど手の動きを考えると使わない方が効率が良かったり右手マウスとの連携もムダがないかも、と去年から思い始めUSキーへの移行を検討していました。
macユーザーにはもともとUSキー愛用者が多いのですが、ワタシ的にはプログラマには必要不可欠なHappy Hackingを考えていました。でもPowermac_G5には若干不都合な部分があったりPowerBookとの配列違いもあるし。1年間う〜〜んといってたら出たのが本機。いったん試してみることにしました。

というワケで、ようやくUSキーデビューです。
ムムッcaps lockとcontrolの位置が逆!return(enter)キーが小さい!と、とりあえずUSキー移行者の洗礼を受け、\や¥の連発、和英の変換ミスの屈辱を味わいましたが、2日ほどで違和感はなくなりました。
結構ショートカットもしやすいし、キーのストロークがたいへん短くて叩くというより触れるに近いので、「軽く早く」がいいカンジ。PowerBookのキー部分と同じ大きさなので省スペース。ワタシのデスクスペースは結構広めなのですが、なおスペースが広がるのは良いです。今、このキーボードとMighty Mouseの組み合わせが気に入っていて、今度のノート入れ替え時にはUSキーにしようと密かにタクラんでいます。

そうだ、macユーザーの方はご存じの方も多いと思いますが、Macテクノロジー研究所の松田さんという御仁のブログでは、いつもmac新製品やニューソフトのいち早いインプレッションとレビューを提供してくれています。色々と参考文献がありますので、ご存じない方は行ってみてください。と、同ブログ・ワイヤレスキーボードの記事でも紹介されているTRACKBAR emotionなるモノ。気になっています。どこかで体験してみたいです。

あとは、既に発表から3月が経過してしまったMac OS 10.5 Leopard。
まだ事前準備ができずインスコしていません。
いち早く乗り換える派のワタシですが、今回はちょっと慎重になっています。CS3などのメインアプリは問題ないのですが、たぶん使えなくなるアプリがいくつかありまして・・・。Leopardになって、ついにクラシック環境が切り捨てられるコトとなりましたが、印刷データなどのOS9環境はサブマシンなどで対応できます。しかし、メインマシンで使いたいアプリにクラシック環境がビミョーに絡んでいるものが一つ二つありそうなのです。
先ずはtigerとLeopardのデュアルブートにする予定ですが、移行ミスがあると余計に手間取るので準備が必要。で、メンドーだぁ〜、と・・・
近日、実行できたらレビューしたいと思います。

更に、まだVistaも導入できていません。Vista機を新調して、これ以上マシンだらけになるのもイヤだしインスコ設定もメンドーだし・・・

万全の環境を保っていくのはタイヘンです。webデザイナーの皆さんは如何ですか?