「Adobe」と一致するもの

今朝行われたフィギュアGPで羽生結弦選手が330点の世界最高得点で優勝しましたね!
もう、陰陽師が乗り移ったかのような切れ味で、まさに神の領域に達してしまったかのようです。「日本の誇り」のような表現はさておき、皆へ感動と喜びをダイレクトに伝えてくれました。羽生選手おめでとう!

さて、このブログはあいかわらず出遅れ感アリアリになってしまっていますが、晩夏の私的出来事の記事をひとつ。。

伊豆の光回線、半島の付け根あたりは早期に開通しましたが、南へ下りてくるのに時間がかかり、4年ほど前に下田市の一部が開通したものの、伊豆の西海岸側はほっておかれっぱなしでした。

地元の関係スジから「もうスグ光が」という噂が何度もあがるものの、結局いつも期待外れなので永遠に来ないかもしれないなと半ば諦めモード。。そして、今春また噂が再出。「はいはい」と気にもとめていなかった夏の終わりころ、NTTから通知メールが!
なんと7年近く前に登録しておいた開通希望兼予定通知が生きていたらしく、当事務所がある松崎町中心部の狭いエリアだけながら、間も無く開通するとの知らせでした。
突然の知らせに驚きながらも即予約!(もっとも契約回線はNTTではないけれど)

そして2015年9月中旬、このエリア内でもかなり早期に開通となりました。

早速、実測検証 (^^

接続環境は理論値・最大1Gbps回線→モデム→Air Mac Extreme経由

テスト1.

端末:Xeon 12CoreのMac Pro(メモリ48GB・SSD仕様)OS10.10 Yosemite
接続:Air Mac Extremeからカテゴリ6のケーブルで直結

メインマシンでの実測
RBBスピードテストでの結果

下り(ダウンロード)の回線速度は293.7Mbps、上り(アップロード)は231.8Mbpsと出ました。
実データの転送速度は1/8となるので、下り36.7MB/sec・上り約30MB/secになるかと思います。

テスト2.

端末:iPhone 6
接続:Air Mac Extremeから5GHz帯域のWiHi

iPhoneで計測
RBBスピードテストでの結果

下り(ダウンロード)の回線速度は133.34Mbps、上り(アップロード)は116.51Mbpsと出ました。
同じく実データの転送速度は、下り16.6MB/sec・上り約14.5MB/secになるかと思います。

WiHi経由が遅いですが、使用しているAir Mac Extremeが一つ前のモデルのため、IEEE802.11n規格までのためですね。新しいIEEE802.11ac対応のAir Macに変えれば、倍速になるかと思われます。

続いては、この速度が本当にホントウなのか確認してみます。

まずは下り。アプリのアプデや再ダウンロード、特に必要無いけど何かのデータなど、いくつか別のサービスからテストしてみました。その結果、AppleやAdobe、Googleなどのほか、大規模サーバーを持つサイトやきちんとしたサービスであれば、秒あたり8〜40MBを目視でき、平均で25MB前後の速度が出ているのを確認できました。
(ダウンロードするデータがあるサーバーに帯域制限がかかっていれば、その最大値が実効スループットとなってしまうのは言うまでもありません)

今までのADSL環境では、秒あたり平均0.9MBあたりが最大値だったので30倍前後の速度です。実際、100MBのダウンロードに1分50秒かかっていたのが4秒くらいに、1GBなら18分だったのが40秒程度へと劇的に改善しました。

そして、アップロードはどうだ!と、自サーバーへ500MBのデータをアップしてみたところ、25秒で完了!実効スループットは、20MB/secジャストでした。1GBなら50秒、10GBでも8分ちょっとか〜…スゴイ。今までのADSLでは0.15MBくらいの実効速度で1時間弱かかっていたため、私的には驚きの速度でした (^^;;

これでようやく、GBクラスの動画やデザインデータはもちろん、大量のデータも躊躇なくやりとりすることができるようになり、Web事業者として普通のインフラが整いました(「そんな地域でやってること自体がヘン」は言わないで〜)。

でも、自分の回線が速くなったからといって、今後のサイト構築もあらゆる環境で高速表示を実現できるよう、あらゆるテクニックを用い、できる限りの施策に手を抜かないことに変わりはありません。

総合力の高い戦略的Webサイト制作・構築は、ぜひデザインスタジオ・トムズワンにお任せください!

メインマシンをMac Pro MC561に入替

今年を振り返ってもうひとつ。
9月初旬、メインマシンをPower Mac G5からMac Pro MC561へ入替ました。
4年以上頑張ってくれたG5ですが、Adobeの各アプリをはじめ導入したいものがPower Macに対応しないものばかりになってしまってきたため、ようやくの代替と相成りました。

Mac Pro MC561とPower Mac G5最終型

Appleストアにてメモリを2Gx6などCTOにて注文。中国・深センから5日で届きました。
ウチの事務所の警備兼総務アル部長に入替許可をいただきます。
「にゃんだ。見た目変わんにゃいニャー」はい、もう8年続いている駆体ですが、中の排気構造や細部は超進化してるらしいです。「ふーんにゃーん」

HDDを3台追加というわけで使用許可がでましたので、早速準備してあった1TBのHDDを3台ぶちこみます。計4TBに。

 

Magic MouseにAirpad Sole付属していたMagic Mouseに、お約束のAirpad Soleを履かせます。すべりが違うんです!さらに、内蔵電池は単四を単三サイズのアダプタに入れての重量軽減も必須です。なにしろ電池2本入れないと動かない仕様になりましたので、これで重さ半分に感じちゃいます。1日マウスを酷使する私らには絶対的に必須です!

 

さて、12コアを見送り8コアで我慢したわけですが、動画を専業にしているわけでもないので充分でしょう。Nehalemから進化したWestmereのXeonですし、速い・静か・安心な仕様と思います。
続々とマルチコア・マルチスレッド・64ビッド対応のアプリも増えているなか、いままでのPower Macではアプリ落ちや実力を発揮できなかったAdobeや、Fusionでの仮想Windows環境もスゴ速を体験。特に8コア16スレッドが実稼働できる動画編集では10倍くらい早いという実感ですね。

もっとも、今までと比較して何やっても超速になったため、人間の私がついて行けない状況となりました。3つ4つ、同時に重い処理させてもへっちゃらなので、どんどこやっていただいているうちに自分が訳分かんなくなりやすいですね〜(≧ω≦)

これでサブのiMac、Macbook Proとあわせて、ウチのMac3兄弟ともIntelマルチコアとなりました。iMacは来年末あたりに代替が必要かもですが、このメインマシンに3年くらいはトラブル無しで頑張ってもらいたいと思っています。

放置状態のこのブログ。昨年8月以来なので実に8ヶ月ぶりとなってしまいました。
ちょっと余裕のできたGWに、久々の更新をいくつか・・・

私たちのようなデザインや制作に関わる方々は、オペレーティングデバイスにそれぞれ独特なこだわりやお気に入りが有るかと思います。ワタシの環境も時代の進化とともに(年齢による衰えと同義かも)少しずつ変化を続けております。どなたかの参考になる可能性は低いように思いますが、ここで最近の私的オペレーティング環境をさらっとご紹介します。

2010.04.デスク

写真の手前左から、
黒い変形キーボードは昨年夏から使っているロジクールの左手用キーパッドデバイスG13 Advanced Gameboardです。
本来はキー配置をカスタマイズしたりマクロ追加して縦横無尽に操作するゲームコントローラーなのですが、Adobeの各アプリや多岐にわたる制作アプリにもたいへん有効です。ワタシはイラレやフォトショ、Flashを初めほぼ全てのアプリのショートカットとその連続操作のマクロを割り当てています。
25個のプログラムキーが3セット分、約75のショートカットやマクロを登録可能です。必要になった時に簡単に追加できるのも魅力。アプリ専用のプログラマブルキーボードと違って登録位置を手が覚えるまで間違うこともありますが、小さくて安いので結構気に入っています。レタッチやイラスト専門の方ならプログラマブルキーボードの方が間違いなくフィットしますが、Web制作はやることが広範囲なので融通性の高いこちらを選びました。小さいジョイスティックにはウィンドウの拡大縮小や上下を、ジョイスティックサイドの2つのキーにエクスポゼと新規ファイル・ウィンド・タブなどを全アプリに割り当てています。
ワタシ的には通常のキーボードでのショートカットも多用しますが、色々な操作とこのロジクール G13のキー操作の合わせ技で作業の効率化を図っています。

その右の銀色の丸いヤツは、GriffinのフィジカルコントローラーPowerMate
数年前のもので、最近はショップでは見かけなくなっております。「回す」と「押す」だけのデバイスで、これを各アプリに割り当てるワケです。ワタシ的に多い作業でもある写真レタッチの際にブラシサイズを変える割り当てをしたところ、とーっても気持ち良くってこれが手放せなくなっています(笑)。ショートカットやパレットでは面倒&きめ細かにできませんが、これなら連続シームレスに変化できます!あと、イラレの画面の拡大縮小も割り当てていて、これもフォトショ同様に多用しております。「押す」は色々と試してみましたがあまり使っていません。拡大縮小だけのダイヤルなのだ!

続いて右は見ての通りただのテンキー。サンワサプライのMac専用です。ワタシ的に、CSSやスクリプトなどのコーディングに必要不可欠となっています。

その右は、Appleのワイヤレスキーボード・USキーです。ちっちゃくて適宜移動できることと、タッチそのものがお気に入りです。現状ではテンキーを別に用意してでも使い続けたいです。

その右下、AppleのMagic Mouse。トップシェルは継ぎ目やホイール・ボタンも無くて、どこでもクリック・どっち方向にもスクロールのマルチタッチが手放せなくなってしまいました。微妙な操作の時に、意図しないタッチを実行してしまう事があるのですが、それには目をつぶれるホドハマッています・・・

その右上はAppleの旧マイティマウス(ワイヤレス)。だんだんスクロールボールが反応しなくなるという、曰くのマウスですね。それでも、Magic Mouseまではこれ以外考えられないほど愛用していて、6個ほど買い換えております。現在は、マウス右のセカンドマシンMacbook Proに使っています。メインマシンと同時に使うので、Magic Mouseと差別化を図って誤使用を防止しています(はっきり言えば、お蔵入りはもったいないから・・・)。

左に戻ってロジクール G13の上、見ての通りただの iPhone でっす。
この記事とは関係有りませんが、顧客へのセキュリティに関係ないスケジュール管理などをマシンとシンクロさせています。電話としてはモチロン、アプリでたまの息抜きにも・・・

iPhoneの右は、旧Appleキーボード。メインマシンとの誤使用防止のためMacbook Proに使っています。

また、ペンタブレットは中々馴染めず、いまではカミさんのお絵かき遊びの道具となりました。

というワケで、ワタシ的にはこのようなオペレーティングデバイスをいぢりまわしながら、デザイン制作などに長時間いそしんでいるワケでございます。オペレーティングといえば密接に関連するAdobeのアプリですが、CS3から2年弱後、昨年の春にCS4へ切り替えたばかりなのに、もうこの5月にCS5へアップグレードですと!
6月にはMac pro 12-Core発表のウワサもあるというのに・・・どないするんじゃ!!!

AdobeCreativeSuite 3 とwebデザイナー

チョット前のお話しですが、予約注文していた「Creative Suite 3」が6/21に届きました。
ン?発売日は6/22のはず?Adobe製品を発売前に予約したのは初めてなので以前の出荷実情は知りません。でも、あのアドビの事なので届くのは6月末ころと思っていました。よしよしエライ(笑)。
「アドビ史上最大の製品発表」などと大々的な宣文のもとリリースされたCS3は、旧macromediaシリーズ、さらにAfter Effects、Premiereなどのプロダクションソフトも合わせて17種の大所帯でのCreative Suiteファミリーとなりました。そのためパッケージは6つのエディションに分けられています。
当方はwebデザイン事務所なので迷わず「Web Premium」を選択。
ワタシがこれまで使ってきたCS、そしてCS2定番のPremiumパッケージはInDesignが同梱されるなど印刷デザイン寄りだったためMacromedia STUDIOを別途導入する必要があったりしましたが、今回は「Web Premium」1つで済む事はありがたいです(次回アップグレード時に内容変更される可能性は充分ありますけど・・・)。

早速のインストールと認証・登録は問題なく快適に完了し、次々に起動してみる・・・
Mac向けのCS3はユニバーサル化され、インテルMacにネイティブ対応となりましたが、ワタシのメインマシンはPowerMac G5の最終機種なので、とある先行レビューやベンチマークによるとその処理スピードの恩恵は半減なのか? それでも各アプリの起動は格段に早まっており快適です。どのアプリもCS2に比べて処理が早く使い勝手も結構な向上を感じています。CS2ではG5の処理能力を発揮しきれていない所がありましたが、CS3はマシンのスペックを充分に発揮させているカンジです。
インスト後は進行中の案件もどんどんCS3に切り替えて制作しています。チョット恐いもの知らず?
ンでもずっとそうしてきてトラブルの経験もないし、バックアップ体制も万全と思っているし・・・
パッケージ全体のレビューですが、イラレ、フォトショやAcrobatなどのもともとAdobeのアプリはインターフェイスが先進化され操作の反応性が良くなりました。

Adobe CS3

試しに付属する8つのアプリを全部立ち上げて、あるデータを処理させながら行ったり来たりさせてみたところ相互連携性は大変良くなっており、いったん○○形式で書き出して・・・などという手間な事は激減しそう。

では、各アプリ別のレビューをカンタンに。
○特にPhotoshop Extendedという名にアップされたフォトショの大幅パワーアップ・高機能化がうれしい。
○イラレの新機能、ライブカラーは重宝しそうですし、ポイント選択のし易さとアンカー整列機能もうれしい。
○Flashは省力化されたところ、イラレ・フォトショの連携バッチリ、何と言っても3.0に進化したActionScript、新機能のモーションコピーのコピペなどなど、ハマってしまいそうです。
○Bridgeもスバラしく進化し、常時使用することになりそうです(遅いマシンでは実用不向きカモ)。
○Fireworksはあまり使っていませんでしたが、ページ機能が追加された事などでプロトタイプ作成時に出番が増えそうです
○CS3からはGoLiveが外されDreamweaverになりました。web制作者にとってのweb制作ソフトではありますが、サイト管理と階層構築には利用するもののhtmlやscriptなどのコーディングとCSSレイアウト部分はソース手書きでやってるワタシには別にどっちゃでもエエです。でもAdobeが用意したAjaxをセットできる「Spry」なる機能がついたので試してみたいと思っています。キモチ良かったらまたご報告します。
○Contributeは、まだ試していません。スミマセン。
○各アプリから利用できるDeviceCentralというソフトが付加されるようになり、ケータイコンテンツのシュミレートがリアルに出来るようになりました。まだあまり試していないのですが、評判通り相当高度なシミュレートが出来るよう感じました。これは、ご同業のwebデザイナーの方々も重宝するのではないでしょうか?

また、イラレ8等のレガシーデータを開いてみてもCS2まではありがちだったテキストカーニングのズレが無くなったことなど細かいところまで完成度がかなり高くなった印象ですし、Macユーザーのワタシにはマイティマウスでの360度スクロールがイラレにも対応した事はウレシイ限り。Creative Suiteはバージョンアップを重ね、それなりの実戦経験・スキルがあり、やるべき事がはっきりしているプロユースの方にとっては格段にかゆいところに手が届くようになってきているところがいいカンジではないかと思っています。
しばらく楽しめそうですよCS3。

ともあれ、印刷、Webのデザイン・パブリッシングからTV・映画などの映像向けプロダクションまでの最前線プロ用ツールの全て17種全てのツールを含む「Creative Suite 3 Master Collection」を選んでも398,000円で導入できるようになりました。当初なら軽く200万超え、数年前でも100万以上でしたからイロイロと考えてしまいますネ。

web業界は、ビジネスとして初期投資が少なくても始められるところが利点ですが、研究開発・検証考証・広範囲な勉強を延々と重ね続けなくてはならないし、そのコアとなる以前の資産・ベースの熟知もまた不可欠。そして業務に用いるツールやマシンも出来る限り最新を採用して先進技術への対応とスキルアップを図ることが不可欠。長年継続する事がなんとも大変な業種でもあります・・・
業界でも独異性・優位性がありトップ一握りの方なら別ですが、広く浅く・狭く深くではなく「より広く・とことん深く」でなければ生き残れない、先へ進めない、自分もシアワセになれない時代になって参りました。
web業界に関わらず、自分が資本の職業なら何でも同じになってきていると思いますケド。

ナンて、ワタシなどからは思いっきり高みな話ですが、キモチ新たに頑張るゾー的な気にさせるCS3でありました!
webデザイナーの皆さんもCS3でガンバって下さい!(でもワタシを置き去りにしないでね。ホドホドにお願いしまス!)